証拠金維持率とは、証拠金に対する有効証拠金の割合を意味し、FXの中でも重要な概念です。証拠金維持率は、実際に取引を行う上で必要となる資金と、評価額の割合で示されます。証拠金1万円を預けて取引をした場合、レバレッジをいくらかけても損失が0円であれば、維持率100%となります。
また、FX業者によって、この証拠金維持率の最低ラインが定められており、これを下回ると自動的にロスカットと呼ばれる自動損切りが成されます。
たとえば、FX業者が定める証拠金維持率の最低ラインが50%だったとして、1ドル100円で、資金1万円を使ったとします。100倍のレバレッジをかけて取引するので、資金1万円で、1万通貨を買うことができます。
この時、元の資金である証拠金は1万円、最低証拠金維持率は50%ですので、5000円を下回ると自動的に損切りされることになり、5000円以上の損失で、強制的に決済されてしまうということになります。為替レートで言えば、1ドル100円から1ドル99円50銭に下がった時点で、1ドル100円×1万通貨=100万円が、99万5000円になるため、証拠金維持率50%を下回り、自動的に損切りとなります。
レバレッジがもし200倍だった場合は、1ドル100円が1ドル99円75銭まで下がった時点で自動損切りとなり、余裕がありません。このように、レバレッジを上げれば上げるほど、自動損切りされるまでの余裕がなくなり、よりシビアに為替変動に対応する必要が出てきます。